JSLintオプション考察「dangling _ in identifiers」
「dangling _ in identifiers」オプションは、アンダースコア( _ )から始まる変数名(または関数名)を許可するかどうかのオプションです。デフォルト(false)では、アンダースコアから始まる変数名、関数名は許可されません。
「dangling _ in identifiers」オプションは、アンダースコア( _ )から始まる変数名(または関数名)を許可するかどうかのオプションです。デフォルト(false)では、アンダースコアから始まる変数名、関数名は許可されません。
「uncapitalized constructors」オプションは、関数名が小文字で始まるコンストラクタ関数の定義を許可するかどうかのオプションです。デフォルト(false)では、小文字から始まるコンストラクタ関数名は許可されず、同時に、大文字から始まる関数はコンストラクタ関数であるとみなされます。
JavaScriptであるオブジェクトのプロパティを列挙するにはfor-inループを使用しますが、この時列挙されるプロパティには、プロトタイプ連鎖から来たプロパティも含まれることに注意しなければなりません。
JSLintでは「unfiltered for in」オプションがデフォルト(false)の場合、for-inを使用してオブジェクトのプロパティを評価する際に hasOwnProperty() でプロパティのフィルタリングを行わないと警告が表示されます。
「eval」オプションはeval()やnew Function()といった、文字列をJavaScriptコードとして評価する機能の使用を許可するかどうかのオプションです。
どうしてもコード中で eval または Functionコンストラクタを使用しなければならない場合を除き、このオプションはデフォルト(false)のままで良いでしょう。
「ES5 syntax」はECMA Script5(ES5)固有の構文を許可するかどうかを指定するオプションです。
ES5の使いどころはまだ限られてくるとは思いますが、JavaScriptの実行環境が予め定まっており、ES5の新機能が使えることが分かっていればこのオプションをtrueにしておいても良いと思います。それ以外の場合はデフォルト(false)のままにしておいた方がよいでしょう。